茨城県水戸市及びその周辺に住む社会人による山岳会

本橋/片山/他1名

6月9日　桜平駐車場(中)6:00−夏沢鉱泉7:00

7:30−オーレン小屋8:00−夏沢峠8:30-硫黄岳10:00−硫黄岳山荘10:40

11:30−横岳12:40−硫黄岳山荘16:40(泊)

6月10日　硫黄岳山荘7:00−硫黄岳7:40−オーレン小屋10:00−夏沢鉱泉11:00−桜平駐車場(中)11:50

北八ヶ岳、横岳に咲くツクモグサと花を見る山行です。入梅後で、天気も危ぶまれたが、雨にも降られず、ツクモグサや、多くの花を見ることが出来た。

　桜平(中)の駐車場は新しくなり、木の香のするトイレも快適だ。歩き始めるとズミの白い花、赤いサラサドウダンが目につく。下にはツマトリソウの可愛い姿がある。ゲートからは歩きやすい道で、エゾハルゼミの声とミソサザイ、メボソムシクイ、コルリの囀りを聞き歩く。途中にシロバナヘビイチゴの群落をみる、雨後の心地よい樹林の中を、夏沢鉱泉、オーレン小屋に登る。オーレン小屋ではウソの姿を発見、夏沢峠に着く、硫黄岳の爆裂火口跡を見ながら硫黄岳に登ると、横岳、赤岳、阿弥陀岳の後ろに北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳、右の方には御嶽、中央アルプスの山々も見える。

硫黄岳山荘で、休憩し、横岳に向う。岩の間にはチョウノスケソウ、キバナシャクナゲ、コメバツガザクラ、ミネズオウ、ハクサンイチゲ、ウラシマツツジが咲いている。横岳からの急な岩場を登ると三叉峰、その先の岩場にツクモグサは咲いていた。天気が良くないと咲かないので、咲いている急な斜面を見ながら写真に撮る。今年は昨年より多く見ることができた。コマクサは葉のみウルップソウはまだ蕾である。下山時にはミツバオウレン、ヒメイチゲ、イチヨウランの発見もあり、のんびりと花を観察し、カラマツの新緑と北八ヶ岳の自然を満喫し下山した。

記：本橋